3月に入ってから温かい日が続き、雪解けが一気に進み始めた。こうなるともうパウダースノーは望めないし、木々が真っ白に雪化粧した私の大好きな風景も楽しめない。
一足早く春スキーのシーズンが訪れたようで、天気も良いしニセコへ出かけることにした。
ニセコならばほとんど木の生えていない山が多いので、新雪が積もっても積もらなくても景色にそれほど変わりはないのだ。
稲穂峠を越えると青空の下にニセコの真っ白な山並みが見えてきた。
ワクワクしながら車を走らせていると、何やら怪しげな雲が広がり始めた。
今年は山に登り始める時に晴れていても、途中から雲が広がってくるパターンが続いていて、またしても!って感じである。
今回は、まだ登ったことのないイワオヌプリに登るつもりだったけれど、通行止めゲートから先の車道が既に除雪されていたので困ってしまった。
この付近から登り始めると、最初の斜面がかなり急なので、そのまま車道を進んで我が家でも登れそうなところを探そうと思っていたのだ。
ますます雲も広がってきて、苦労してニトヌプリに登っても景色が見えないのでは意味がないので、1時間で登れるチセヌプリに変更することにした。
チセヌプリのスキー場まで戻って1回券を買ってリフトに乗り込む。北海道の中で1回券の売れる割合が一番多いのが、多分ここのスキー場だろう。
リフトから下りた時はまだ青空も見えていたけれど、その青空が消えてしまうのは時間の問題だ。
最初の急斜面を登り終える頃には既に空全体に雲が広がり、山頂まで雲に隠れてしまいそうだった。
|