スキー場の喧騒が遠くに聞こえる。
登り始めてから1時間40分、距離にして3.6km、標高差は350m、とても軽い散歩とは言えない。かみさんなどは散歩のつもりで靴ずれ対策もしていなかったので、家に帰ってから見てみるとかかとの後ろの皮がぺろりと剥けてしまっていた。
いくらシーズン初めとは言え、この程度でばてているのでは、4時間以上もかかるような中級レベルの山にはとても登れそうにもない。
もっと基礎体力を付けなければ、チャレンジできるフィールドも限られてしまいそうだ。
帰りは林道に出るまで、シールを張ったまま滑り降りることにする。
それでも傾斜が急なところではスピードが出すぎて、樹木も密生しているのでボーゲンだけで制動しなければならず、太股の筋肉が今にも攣りそうになってくる。
林道まで戻ってようやくシールを剥がすと、後は緩い傾斜を一気に滑り降りる。
この自然歩道はスノーシューでも十分に楽しむことができるフィールドだけれど、下りのことを考えるとやっぱり山スキーで登る方が楽なのである。
45分ほどでスタート地点まで戻ってきた。
ちょっとハードな散歩だったけれど、鈍った体を目覚めさせるにはちょうど良いトレーニングになった感じだ。
さて、今年はこの後どんな山に登ることができるだろうか。
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